10月も残りわずかとなり少しずつ肌寒い日が増えてきましたね。
日本でもハロウィンは秋のイベントの1つとして定着してきていて、街中はハロウィン関連のデコレーションで
彩られているのでとりわけ何をするわけでもないですが、華やかなデコレーションに気持ちはわくわくします。
今回はイギリスの秋についてお話しします。
まずはイギリスのハロウィン事情について。
イギリスも10月に入るとお店はハロウィンのデコレーションに彩られ、スーパーではジャック・オー・ランタン用の
かぼちゃが売り出され、子供向けのハロウィンイベントが行われます。
お子さんがいる家庭は、学校などで作ったジャック・オー・ランタンを庭先に飾ります。
ハロウィンの当日、子供たちは仮装をして近所にお菓子を貰いに行ったりしますが、大人も仮装して一緒に盛り上がる
アメリカほどの盛り上がりはありません。
イギリスはハロウィンよりも2ヶ月後に控えているクリスマスの方が大イベントです。
スーパーではハロウィン関連の商品と同時にクリスマス関連の商品が既に並んでおり、2ヶ月後のクリスマスへ向けての買い物をすでに始めていきます。
イギリスの秋はあっという間に過ぎていきます。
ハロウィンが終わるとサマータイムが終わり、冬時間が始まるので日照時間も短くなり、暗く冷たい冬が始まります。
私が在住していたイングランド北部は、11月に入ると日没が17時頃のため、16時半ごろから次第に陽が落ち、暗くなっていきます。
10,11月は比較的天気が悪い日が多く、曇天の日が多いので気分が落ち込みますが、人々はクリスマスを心待ちにして乗り切っています。
10月、11月の良く晴れた秋晴れの日を欧米では「インディアンサマー」と呼びますが、イギリスでは人々は日照時間が日に日に短くなる中、貴重な秋晴れの日は公園で過ごしたり、ハイキングなどに出かけるなど晴れた日は外で過ごすことを楽しみます。
ここ数年は季節の移り変わりに自然を愛でたりすることは少なかったですが、今年は秋の景色やイベントを楽しんでみたいと思います。
日本でも紅葉が少しずつ始まってきていますね。素晴らしい時期は短いので皆様も自然の美しさを楽しんでください。