早いもので今年もクリスマスまであと3週間。
イルミネーションやクリスマスのジングルが街中を彩りはじめると幸せな気分になりますね。
今回はイギリスでのクリスマスについてお話ししていきます。
イギリス人にとってクリスマスは1年なかで最大のイベントです。
1年間稼いだお金をクリスマスにつぎ込むというジョークがあるくらい、クリスマスは特別なイベントなんです。
【クリスマスまでの準備】
10月頃からクリスマスグッズがお店に並び始め、街中がクリスマスモードになっていきます。
12月に入ると親戚や、親しい友人にクリスマスカードを送り、クリスマスプレゼントを準備します。
人々はクリスマスに向けてお金と情熱を費やします。
クリスマスはワクワクするイベントではありますが、時には人々にとって頭痛の種でもあるイベントでもあります。
それはクリスマスプレゼント選びです。
たいてい近しい親戚にまで渡すので「去年は何をプレゼントしたっけ」「このくらいの金額でいいかな」などなど、考え出すととても憂鬱になります。
多くの人は、12月に入ると週末はクリスマスプレゼントショッピングに繰り出します。
同時にクリスマスマーケットも開催されているので街中はとても賑やかです。
【クリスマス当日】
クリスマスイブは親戚家族が一同に集まり、クリスマスプレゼントを交換し、クリスマスディナーを食べて過ごします。
英国の伝統的なクリスマスディナーはローストした七面鳥、芽キャベツやパースニップ、人参などの野菜が定番の付け合せとなります。
イギリスで知られるクリスマスのデザートは、「ミンスパイ」や「クリスマス・プディング」といったドライフルーツやスパイスが入った激甘なスイーツがあります。
クリスマスの休暇は大抵、お家で飲んで食べてテレビを見てゆっくりと過ごします。日本でいうお正月に似ていると思います。
クリスマス翌日の26日のボクシングデー(Boxing Day)は祝日です。年末セールの初日なので昔は、早朝からお目当てのお店に並んでいたのですが、
今ではネットショッピングが主流となっているので多くの人はゆっくり過ごすか、各々自宅に帰ります。
いかがでしたでしょうか、あくまでも私のイギリスでのクリスマスの過ごし方でしたが、恋人や友達と過ごすことが一般的な日本とは違うので少しでも雰囲気を感じていただければ幸いです。
皆さまも素敵なクリスマスをお過ごしください!