Winsor Chair by ”John Amos”
遠い昔、ウィンザーチェアが作られはじめたといわれるのが1700年代前半。
こちらのチェアは1820年頃、ウィンザーチェアが作られ始めて少し経った頃に
作られたボウバックタイプのウィンザーアームチェアです。
特にこちらのチェアは腕の良いウィンザーチェア職人として知られる
ジョン・アモスが作ったチェアで、座面に「AMOS GRANTHAM」と刻印されています。
ジョン・アモスは晩年、イギリス東部のリンカシャー州グランサムの小さな工房で
非常に質の良いウィンザーチェアをたくさん生み出したといわれています。
スプラット(背板)のフルール・ド・リスというデザインは
ユリ(アイリス)の花をモチーフにしています。
バックボウ(背もたれのトップ)には古い時代の虫食いが見受けられますが
アンティークの範囲内として捉えております。