Inlaid Arm Chair
ヴィクトリアン後期に作られたチェアです。
背もたれには天使のような、グロテスク文様のようなマーケットリーが
ふんだんに施されており、脚はネオクラシカルを代表する
先細りのテーバードレッグの先にスペード逆さにくっつけたような
”Square Tapered with spade foot”のデザインがポイントとなっています。
いたるところに線象嵌(ストリンギング)が施され、スラッと伸びた直線と
柔らかな曲線のコンビ―ネーションを意識させる端正な佇まいです。
スペードを逆にしたような脚のデザインは”Square Tapered with spade foot”というデザインです。