George Hepplewhite(ジョージ・ヘップルホワイト/1727年?-1786年)はイギリスのダラム郡ライトンという小さな田舎町で生まれました。
ランカスターにあるGillows(ギロウ)事務所で見習いをした後、ロンドンのレッドクロス通りに彼自身のお店を開ましたが1786年6月21日に亡くなりました。
妻アリスによって引き継がれ、1788年に初のカタログを出版しました。
1789年第2版と1790年第3版を出版し家具職人に良い影響を与え模倣されるようになりました。
それがHepplewhite style(ヘップル・ホワイト スタイル)の誕生です。
18世紀の中頃から後半にかけては、多くの家具デザイナー達が貴族社会で活躍した時代でした。
同じ頃に活躍していたのが、Thomas Chippendale(トーマス・チッペンデール)、Thomas Sheraton(トーマス・シェラトン)、Robert Adam(ロバート・アダム)といった家具の歴史を代表とする人物が次々と独創的なデザインを生み出しました。皆に共通しているのが、家具デザインのカタログを出版していることです。
George Hepplewhite(ジョージ・ヘップルホワイト)のデザインに多くに見られるのは、シールドバックで盾の形をした背もたれです。脚はスクエア レッグで先細りしたデザインなどもあります。
Robert Adam(ロバート・アダム)によって発足した新古典主義のスタイルからインスピレーションを取りました。
芸術性の高い装飾で動きがあり、優雅ですがシンプルで洗練されたスタイルが特徴的です。
Prince of Wales’ (プリンス・オブ・ウェールズ)のデザインにも注目しました。
小さな王冠に3枚の羽根で構成されたデザインです。
下のHepplewhite style(ヘップル・ホワイト スタイル)のチェアはシールドバックで、脚は先細りしたスクエアレッグです。麦の束が彫られており、シンプルですが品があります。
なめらかなシルエットで優雅です。
【年代】 1900
【素材】 Mahogany マホガニー
【サイズ】 W51×D44×H98(SH47)
【価格】￥45,000(税抜)×6
【Item No.140503-01053】
