Old French(オールドフレンチ)について
1820年から1830年のルイ14世時代に流行したフランス風様式のことを言います。
1827年にクロックフォードクラブ(世界最古の民間カジノクラブ)の内装をルイ14世様式に改造したことにより3年のうちにオールドフランス趣味は最新流行となり、寝室や婦人用の個室にさかんに採用されました。
クロックフォードクラブの内装改築にあたったフィリップとベンジャミン・ディーン・ワイアットが椅子とセッティのフレーム部分に彫刻をたっぷり施し、カーテンにはビロード生地に装飾を贅沢につけ、壁と天井に入念な漆喰仕上げをしました。
ここに現在ビクトリアン様式といわれている曲線脚とか楕円形の背もたれ椅子の原点があります。
写真はオールドフレンチスタイルのビクトリアン セッティです。/(Item No,15040307019)
背もたれが別になっており、中央にオールドフレンチスタイルの要素をとりいれた楕円のパネルが付き、その両脇には透かし彫りの部分があります。