Centre Table In the Style Edward William Godwin
ヴィクトリアン期に作られた、ゴッドウィンスタイルのオクタゴナル(八角形)のセンターテーブルです。
デザイナーであったエドワード・ゴッドウィンは東アジアのとりわけ日本の伝統工芸に影響を受けました。
彼の作品はアングロ・ジャパニーズ・スタイル(Anglo-Japanese Style)*と呼ばれ後のシノワズリやジャポニズムに影響を与えています。
こちらのセンターテーブルは耽美主義(Aesthetic Movement)の影響を色濃く受けたスタイルで天板には希少価値の高いアンボイナ材の化粧板が施され、周囲は幾何学模様がデザイン、黒い部分はエボニー材で縁取られています。
キャスターはホイール部分も真鍮でオリジナルで脚先までエレガントです。
和洋折衷なアイテムは日本の住空間でも高貴な雰囲気を演出してくれるアイテムで店舗の什器としても活躍してくれそうですね。
*イギリスで1851年頃から1900年の間に発展した日本のデザインと文化に影響された芸術スタイル。
**耽美主義とは1860年代に始まり、美的享受・形成に最高の価値を置き、美が唯一の価値であるものという思潮。