Small Chest On Chest
チェストオンチェストは2段式になったタンスで
別名トールボーイ(高脚つきタンス)とも呼ばれています。
この2段組み構造は、17世紀後半~18世紀初めの時代に生まれた家具といわれています。
チェストを上下重ねているだけに見えますが、しっかりとスタッキングされているので
横や前にずれ落ちることはありません。
こちらのチェストオンチェストは1930年に作られましたが、
まるでジョージアン期に作られたかのようなクラシカルな貫禄があります。
通常のチェストオンチェストと比べると、とてもコンパクトなサイズですが、
細かいものを分けて収納できますので頼もしくもあり、
全体から醸し出す雰囲気がとても素敵ですし、小さく踏ん張っている猫脚を見ると、
か可愛くってついつい微笑んでしまいます。
取っ手は真鍮のリングタイプですが、劣化もなくしっかり引き出すことができますが
基本的にアンティークの引き出しにはストッパーがついていないので、
優しく引き出すようにしてください。