Arts&Crafts Book Rack
アーツアンドクラフツの透かし彫りが可愛いマガジンラックです。
こちらのブックシェルフ(ブックラック)は
イギリスでアーツ・アンド・クラフツ運動(※)が花開いた時代のものです。
日用品の中に美を…という運動の中生まれたこのシェルフは
上品な光沢のマホガニー材でサイドの透かし彫りのデザインもラブリーです。
大きさはコンパクトなサイズで置く場所を選びませんので
ソファサイド等、手の届きやすい所に愛読している本や
最近夢中になっている本を置いておくのも良いと思います。
(※)アーツ・アンド・クラフツ運動
アーツ・アンド・クラフツが生み出した精神は、19世紀後半に
ウィリアム・モリスを中心とするイギリスで手仕事の良さを見直し
自然や伝統に美を再発見した美術工芸運動です。、
産業革命の結果として大量生産による安価で粗悪な商品があふれていた中、
モリスはこうした状況を批判して、中世の手仕事に帰り生活と芸術を
統一することを主張しました。
日本で柳宗悦が日用品の中に美(用の美)を見出そうとした民芸運動は
日本独自のものですが、モリスの運動にも共感を寄せており、
ところどころアーツ・アンド・クラフツの影響もみられます。