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メンテナンス (輪ジミ)

お使いのアンティーク家具に熱による輪染みや水滴痕がついてしまった場合、
軽度のものならレストアフィニッシュでシミを目立たなくすることができます。
今回は簡単なメンテナンスの手順をお伝えします。

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① ハワード社 レストアフィニッシュ
(9色展開していますのでお持ちの家具の色に合ったものをお選びください)
② 家具用の固形ワックス(マイランズなどのアンティーク修理メーカ―のものがオススメです。)
③ 家具用スチールウール(洗剤がついていないもの、ボンスター#0000がオススメです。)
→手に入らなければ、耐水サンドペーパーの2000番でも代用できます。
④ 柔らかい布(着なくなった綿100%のTシャツなど)

 

家具についてしまった熱によるシミと仮定します。

↑ 家具についてしまった熱によるシミと仮定し、マホガニーの端材を使って説明します。

 

↑ 少量をスチールウールに取ります。

↑ 少量をスチールウールに取ります。

 

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↑ 修復する面を力を入れずに磨くように塗布します。
木目に沿って磨くことがポイントです。

 

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↑ シミの部分にまんべんなくいきわたるように優しく。
力を入れすぎるとスチールウールでキズがつき、仕上がりが曇ったようになってしまいます。

 

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↑ 塗り終わった状態。

 

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↑ 塗布した後、時間をおくことなくすぐに柔らかい布で拭き取ります。

 

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↑ 一回目。
シミの状態によって、二回、三回と繰り返します。

 

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↑ 二回目。
拭き取るたびに新しい布に替えてください。

 

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↑ 三回目。

 

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↑ シミがある程度目立たなくなったら、ワックスで磨いていきます。

 

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↑ 新しい布に固形ワックスを少し取ります。

 

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↑ シミを覆い隠すように、シミに刷り込んでいきます。

 

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↑ ワックスを塗り広げた状態。7,8分待ちます。

 

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↑ 綺麗な柔らかい布で拭き取ります。

 

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↑ ワックスを綺麗に拭き取ったら完了です。

 

レストア比較↑ 修復前と修復後の比較です。
完全には消えていませんが、目立たなくなっています。

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